- 中学レベルしか語彙力がないけど、それでも英語って話せるの?
- そもそも中学英語ってどれくらいのレベル?
- もう結構な年齢だけど、英会話ってできるようになるの?
こんな疑問を解決します。
大人になってから英語を勉強する方で「どの程度英語を勉強すればいいんだろう?」と悩む方は多いです。
そこで本記事では、中学英語レベルで英会話はできるのか?という問いに答えていきます。
まずは結論です。
中学レベルで、英会話は十分にできます!
中学英語のやり直しには「中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本」がおすすめです。
おすすめ本については「英語初心者におすすめ勉強本をセット売り!|英会話独学用」または「無料あり|Kindle Unlimitedでお得に英語学習できるおすすめ教材8選」も参考にしてください。
詳しく解説していきます。
中学英語の単語レベルは?
そもそも中学の英語レベルとは、どれくらいなのことなのでしょうか。
以下の3点に絞って調査しました。
- 中学で習う単語のレベル
- 中学が習う文法のレベル
- 中学生が取れる英語の資格レベル
中学で習う単語のレベル
文部科学省の中学校学習指導要領では、中学生が3年間で習う英単語の数は約1,200語でした。
それが、2020年から1,600〜1,800語になったようです。
この学習指導要領は、10年に1度見直されて、その度に単語数が増えています。
この単語数だけ言われても、どれくらいの量なのかイメージが沸きません…
そんな方のために、ご用意しました。
これが1,400語分の単語帳です。
もちろん、これは大学受験のための単語帳なので、難しい単語がたくさんありますが、1,400語を覚えようとしたら、これくらいの厚さの単語帳になるわけです。
結構多いですよね。
中学で習う文法レベル
それでは、中学で習う文法にはどのようなものがあるのでしょうか。
先日中学生に英語を教えるために、とある教材を買いました。
その名も「高校入試 合格 でる順 英語」です。
これ、すごい勉強になりました。この目次を見てみましょう。
いかがでしょうか。これらの文法を使いこなせる自信はありますか?
意外と難しい文法が多いですよね。
一般的に、苦手意識がありそうなものをピックアップしてみます。
不定詞
名詞用法、形容詞用法とか頭が痛くなるやつですね。
例文:We go to school to study.
この to study(〜するために)が不定詞の副詞用法というやつです。
関係詞
関係代名詞、関係副詞とか吐き気を催すやつですね。
例文:I have a friend who lives in Canada.
この who が主格の関係代名詞というやつです。
現在完了
継続、完了・結果、経験とか突然睡魔に襲われるやつですね。
例文:Have you done your work yet?
このhaveは「〜したところ」と訳す完了というやつです。
中学生が取れる英語の資格レベル
以上の単語・文法を学んだ中学生の資格のレベルはどれくらいなのでしょうか。
日本英語検定協会によると、中学卒業程度の英検の級は3級です。
英検3級に必要だと言われている単語数は 2,100語 です。
中学で習う単語数は1,600〜1,800語なので、少し追加で勉強する必要がありそうです。
ちなみに英検3級は二次試験のスピーキングテストがあるため、読み書きの能力では足りません。
中学英語、意外とレベルが高いです。
中学レベルで英会話はできる
以上のとおり、中学レベルは意外と高いということはご理解いただけたと思います。
でも中学生は英語を話せないよね?
もちろん、そうですね。
理由は簡単で、理解はできていても、話す練習をしていないからですね。
詳しくは『ぷくりりブログ』というこちらの記事が参考になります。
参考:あなたが英語を話せない2つの根本的理由
ただ、大人のみなさんが、英会話を練習する上で、中学より上のレベルの知識を得る必要はないと思います。
なぜなら、上述したように、中学の文法は十分にレベルが高いからです。
中学英語のやり直しは必要?
中学英語のやり直しは必要です。
なぜなら、これまで述べてきたように、意外と中学レベルは難しいからです。
もちろん「中学レベルはできてる!」と自信のある方は、やり直し不要です。
中学英語の問題集・参考書
次の参考書がおすすめです。
Amazonベストセラー1位になっている「しっかりわかる」シリーズです。
正直これさえやっておけば大丈夫です。
会話の練習をするには
みなさんにお願いしたいのは、間違っても
中学英語の単語・文法を完璧にしてから話す練習をしよう!
と思わないでください!
会話ができるようになりたいのであれば、会話の練習をするしかありません。
音符がどれだけ読めても、ピアノが弾けるようにはならないですよね。英語も同じです。
どれだけ単語や文法がわかっても、英語が話せるようにはなりません。
そして、英語を話す練習にはオンライン英会話がおすすめです。
私は高校生の時にテニス部でした。
テニスの練習をしながら、サーブが苦手ということに気付いたら、動画や教則本で勉強して、サーブ練習をしていました。
サーブができるようになってきたら、次はもっと上手にスマッシュが打ちたいと思うようになりました。
そしたら、また動画や教則本でスマッシュの練習をしました。
これを最初に全部完璧にしてから練習するのは無理ですよね。
練習をしながら、その都度修正していきます。
英会話も同じです。
実際に話す練習をしながら、昔話ができないと気付いたら、参考書で過去形や過去完了計の勉強をして、改善する。
相手への質問がうまくできないと思ったら、疑問文のパターンを何種類か覚えてみる。
このように、その都度修正していくことはスポーツと全く一緒です。
ちなみに英語教室でも英語は話すことができますが、1対1ではないので、話す時間が圧倒的に少ないです。
その点、オンライン英会話では、1対1で教科書やカリキュラムに沿って勉強することができるので、初心者でも安心してたくさん英語を話すことができます。
中学英語のまとめ
- 中学生の単語量は1,600〜1,800語。段々増えている。
- 中学生の文法は、不定詞・関係詞・現在完了など、意外と難しい。
- 中学レベルで英会話はできる。
- 中学レベルの復習は、実際話す練習をしながら、わからない所だけ復習する。
- おすすめ教材は「中学三年間の英語が一冊でしっかりわかる本」
オンライン英会話を知りたい方は「初心者におすすめのオンライン英会話トップ5を徹底比較【診断チャートつき】」を参考にしてください。
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