- 関係詞ってなんだっけ?
- ネイティブみたいに話したい!
- もう少し長い文章を話せるようになりたい。
こんな悩みを解決します。
英会話を勉強しているみなさん、会話で関係代名詞は使っていますか?
関係代名詞がわからなくても英会話はできますよね。だけど、関係代名詞ができないと大人な会話ができません。
もちろん、最初は簡単な英語から入るのが良いと思います。しかし、いつまでもそのままではいけません。
実は私自信「関係詞ってめんどくさそう」と思い、放置していました。その結果、後から大変な思いをしました。
なので、あなたには同じ思いをしてほしくないです。
全然難しくないです!関係詞がわかると、話せる表現の幅が広がります。
そこで今回は、ちょっと長い文章を作れるようになるための、関係代名詞の会話での使い方をご紹介します!
関係代名詞を使えないと・・・
なぜ関係代名詞が使えないと大人な会話ができないのでしょうか。
次の例文を見てみましょう。
My mother bought me an apple.
(お母さんがりんごを買ってくれたよ。)
That apple was tasty.
(そのリンゴはおいしかったよ。)
全然変ではないですよね。
では、こちらはどうでしょう。
The apple which my mother bought me was tasty.
お母さんが買ってくれたリンゴおいしかったよ。
こっちの方がスマートじゃないですか?
このように関係代名詞が使えると、短文で一個ずつ説明しなくてもいいので、話している人は楽です。
逆に関係代名詞が使えないと、どうしても子どもっぽい英語に聞こえてしまいます。
もちろん、英語を話す上では、まずは短文でも英語が口から出てくるようにするのが大切です。
最初から長い文章、しっかりした文法を使おうと思うと英語が口から出てきません。
なので、「短い文章は作れるけど、もう少し長い文章を作るのにチャレンジしたい!」という方、本記事を読んでレベルアップをしませんか!?
関係詞とは
まず、「関係代名詞」という言葉がみんな苦手な文法用語として定着していると思いますが、そもそもこれは「関係詞」という括りに入ります。
関係詞には、関係代名詞と関係副詞があります。
関係詞 | |
関係代名詞 | 関係副詞 |
who, which, that, what | when, where, why, how |
「ああ〜、もう嫌だ・・・」
と思ったあなた!
ただの呼び方ですので、まだご乱心なさらず!
関係代名詞
まず、関係代名詞(which who that, what)はどんな文章でしょうか。
I know that man who has a smartphone.
(あの男知ってるよ。スマホ待ってるやつのことね。)
whoが関係代名詞ですね。
これは普通に読めますよね?
(訳はあえて英語の語順どおりに、それっぽくしています。)
こんなのもあります。
I have a book which my father bought me.
(本持ってるよ。お父さんが買ってくれたやつのことね。)
which が関係代名詞ですね。
こういう文を自分で作れと言われると微妙ですが、読むことはできる!そういう方が多いのではないでしょうか。
見ていただくとわかるように、関係代名詞は前の単語を説明するだけです。
一旦ここまでの理解で大丈夫です。
「もうお腹いっぱい・・・」という方は会話での使い方へ!
↓ここからは、興味のある人が読んでください↓
関係代名詞の文章の後ろは不完全です。
I know that man who ( ) has a smartphone.
hasの主語なし。
I have a book which my father bought me ( ).
bought の目的語なし。
bought me の後は「何を」という単語が必要ですよね。
不完全な理由は、関係代名詞はその不完全な部分を説明してるからです。
2回言うのめんどうだから、くっつけた文章にしてるのに、また同じ単語言うの変ですよね。
関係副詞
これに対して、関係副詞(when,where, why, how)の文章は
例えば
Tokyo is the city where I used to live.
(東京は街です。私が住んでたね。)
That’s the reason why I said it.
(それが理由です。私がそれを言ったね。)
関係代名詞との違いは、関係副詞の場合、関係詞の後は完全文になります。
まあ、これはあまり気にしなくていいです。
大事なのは訳し方ですね。
簡単な訳し方は次の通りです。
関係副詞 | 訳し方 |
when 〜 | で、それはこんな時です |
where 〜 | で、それはこんな場所なんです |
why 〜 | で、それはこんな理由なんです |
how 〜 | で、それはこんな方法なんです |
結構簡単ですよね。
このように関係副詞は、どんな状況だったのかを詳しく説明する文章のことです。
会話での使い方
では実際に会話ではどのように使うのか解説します。
ステップごとに、言えるようにしてみましょう!
ステップ1 人を紹介してみよう
一番簡単なのは、人の説明です。
外国人の友達がいます。
I have a friend who is a foreigner.
映画好きの父がいます。
I have a father who likes movies.
結構簡単に作れそうじゃないですか?
では問題です。
次の日本語を英語にしてください。
よく怒る上司がいます。
正解は
I have a boss who often gets angry.
次の問題です。
英語が話せる同僚がいます。
正解は
I have a co-worker who can speak English.
ステップ2 物を紹介してみよう
では次は、物の紹介をしてみましょう。
物のときは “which”を使います。
1 私は去年建てた家に住んでいます。
We live in a house which was built last year.
2 これはお金持ちの人がくれた車です。
This is a car which the rich person gave me.
1 「建てられた」という受け身になっているところがポイントですね。
2 gave me a car なのですが、そのa carの説明をしているので、最後のa carは省略します。
では問題です。
その店員が勧めたスマホを買いました。
正解は
1 I bought a smartphone which the clerk recommended me.
2 I bought a smartphone which was recommended by the clerk.
これはちょっと難しかったでしょうか。
1は、recommend me の後に本来はsmartphoneが入る文章です。
2は、受け身の文章を作れれば、作りやすかったのかと思います。
物の説明の場合は、人と違って
「で、その物は〜するんだよね。」という訳よりも
「で、その物は〜されたんだよね。」という受け身になることが多いのが特徴です。
ステップ3 慣用表現を覚えよう
ステップ3と言いつつ、実は会話では一番使えるのではないでしょうか。
慣用表現は、もう覚えてしまえばオッケーですので、理屈の理解はしなくても大丈夫です!
【what is called】いわゆる
He is what is called a ginius.
(彼はいわゆる天才だ。)
She is what is called a bookworm.
彼女はいわゆる本の虫だ。(読書家のことです。)
【what I am/was】今/昔の私
I’m not what I was.
(私は昔の私ではない。)
My parents made me what I am.
(両親が今の私を作ってくれました。)
【what is better】さらに良いことに
He is kind, and what is better, very honest.
(彼は親切で、さらに良いことには、とても正直だ。)
【what is worse】さらに悪いことに
It got dark, and what is worse, it began to rain.
暗くなって、更に悪いことに、雨が振り始めた。
慣用表現はよく使われます。
とりあえずそのまま覚えても全く問題ありません!
関係詞まとめ
以上で関係詞の説明は終わりです。
一気にこれを読むと「結局なんだかよくわかんないな・・・」となってしまう人もいるかと思います。
でも、本記事の表現の中から、1つでも外国人に言えるフレーズが出てきたらもう大丈夫です!
だって、その時点であなたは関係詞を含むフレーズが言えるようになっているのですから!
一気に全部なんてそもそも無理です。。。
みなさんも会話で関係詞をどんどん使ってみましょう!
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