英検準１級の合格率は15%！？勉強方法について徹底調査

こんな悩みを解決します。

前回、英検準１級のレベルと試験内容について調査しました
本記事では、英検準1級をこれから受ける方に、合格率・勉強方法を解説します。

＜前回の記事はこちら＞

英検準１級の合格率・合格点

合格率

まず、一次試験に合格しないと二次試験は受けられません。
一次試験、二次試験それぞれの合格率は見つけられませんでしたが

全体での合格者の割合は約１５％でした。
※ データは2015年以前のものしか公表されていません。

点数の計算方法

実は、英検の点数の計算方法が2016年に変わっています。
それ以前に英検を受けたことがある方は注意してください。

2015年以前は、素点ベース（１問１点のような形）でした。
しかし、2016年以降は英検CSEスコアという形式に変わり、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの点数が均等になるように計算されています。

例えば、これまでは writing が苦手で０点だったとしても、14/99＝14%の減点でしたが、CESスコアでは750/2250＝33%の減点になるということです。

つまり、全技能をバランスよく答えられる能力が必要になったということです。

合格点

では、この計算方式がわかったところで、合格点を見ていきましょう。

（出典：英検公式HP 2016年度からの新しい合否判定方法について）

準１級の合格基準点

• 一次試験　1792点/2250点
• 二次試験　512点/750点

一次試験は８割、二次試験は７割を目指しましょう！

▲目次へ戻る

英検準１級の勉強法

目標とする点数がわかったところで、英検準１級の勉強方法を調べてみました。

参考書

試験勉強に欠かせない存在、それは参考書ですよね。

私は調べることが好きなので、「とりあえず本屋に行って良さそうな参考書を選ぶ。」ということはしません。

誰かさんのお勧めではなく、Amazonや楽天のランキング、その口コミ、実際の合格者のブログなどを何件も徹底的に調べます。

そんな私が

という参考書を３つ選び抜きました。

でる順パス単

英検で大変なことは、その単語量です。
英検準１級で必要な単語数は、約7,500〜9,000語。

日常会話が問題なくできる人でも、わからない単語がたくさん出てきます。
さらに、TOEICよりも英検の方が単語数が多いので、TOEICで高得点を出している人でも、英検用の単語学習をした方がいいです。

このでる順パス単では、その名の通り、英検での頻出単語から掲載しているため、効率的に単語を覚えることができます。

英検準１級 過去６回全問題

過去問は絶対に買うべきです。

大学入試、TOEIC、その他の資格、全てのテストにおいて、過去問を繰り返し解くことは、合格への最短ルートと言っても過言ではありません。
（TOEICは過去問がない代わりに公式問題集がありますね。）

出題傾向がわかる、自分の得意・苦手がわかる、時間配分がわかるなど、過去問を解くことはメリットしかありません。
ある程度勉強してから肩慣らしとして解くのではなく、まずは過去問を解いてみて、その後に勉強を始めてください。

なぜなら、上記のメリットを先に享受してから勉強をした方が、絶対に効率的だからです。

英検準1級 予想問題ドリル

過去問が一番なのは上述したとおりです。
とは言っても、「突然過去問に手を付けるのは怖い」という気持ちもよくわかります。

そんな方は、７日間で完成できるこの問題集をはじめに解きましょう。

単語帳、過去問も同じですが、１回通しただけでは何も身につきません。
その点、この参考書は７日間でできるようになっているので、何周もすることができますね。

スピーキング（個人面接）対策

参考書でスピーキング対策はできません。
厳密には、参考書でも勉強はできますが、スピーキングには相手が必要ですよね。

参考書は、自分の英語を訂正してくれません。
また、面接官は外国人のこともあるので、外国人と話すことに慣れている必要があります。

そこで、おすすめなのがオンライン英会話です。
オンライン英会話は、ただ外国人と話すだけと思われがちなのです。

もちろん、フリートークもできますが、基本はしっかりとした教材に基づいてレッスンが行われます。
そして、英検のスピーキング対策用のレッスンもあるのです。

DMM英会話

DMM英会話なら、英検３級〜準１級までのレベルに応じて、スピーキングの練習を外国人講師を相手にすることができます。

Eiken® Pre-1st Grade Interview

英検®準１級 ２次試験・面接完全予想問題

（スピーキングお決まりの４コマ画像です）

（回答例もあります。日本語訳もついています。）

ネイティブキャンプ

このレッスンは、株式会社旺文社の「二次試験・面接 完全予想問題」シリーズを元にネイティブキャンプがオンライン英会話のレッスン用教材として編集したものです。

残念ながら教材の中身はレッスンを受けないと見られないのですが、レッスンの流れは次のとおりです。

本番のような流れでレッスンが受けられるので、緊張感があって良さそうですね！

レアジョブ英会話

レアジョブ英会話には、残念ながら英検対策用の教材はありません。

しかし、レアジョブ英会話はビジネス英語に力を入れていますので、正しい英語で外国人と話す練習をするという点においては、こちらも他社に負けていないのではないでしょうか。

▲目次へ戻る

英検準１級の合格率・合格点のまとめ

英検を受けると、大学入試・転職に有利なだけではなく、自分に自信がつくという大きなメリットがあります。

ただ、資格だけではなく、実際に英語が話せるほうがいいですよね。そこで、本ブログではオンライン英会話をおすすめします。

オンライン英会話について詳しくはこちら「未経験者のためのオンライン英会話の基礎知識をQ&A形式で｜まずはここから」を参考にしてください。

オンライン英会話選びは「【診断チャートつき】初心者におすすめのオンライン英会話トップ5を徹底比較」を参考にしてください。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
この記事がみなさんの英語力アップのお役に立てたら幸いです。