- 英語の試験が多すぎてよくわからない。
- 仕事に役立つ英語の資格ってどれ?
- 進学に役立つ英語の資格が知りたい。
こんな悩みを解決します。
せっかく英語を勉強するなら役立つ資格があると便利ですよね。
そこで本記事では、目的別に英語の資格についてまとめました。
まだ資格を持っていない方がいたら、英語を勉強する目的に合わせて、何か資格にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
日本企業の就職に有利な英語の資格
英検
ご存知、英検です。
正式名称は「実用英語技能検定」と言います。
英検・TOEICは日本の2大有名英語試験ですね。
<レベル別にできること>
1級 |
広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる。 |
準1級 |
社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる。 |
2級 |
社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる。 |
準2級 |
日常生活に必要な英語を理解し、また使用することができる。 |
3級 |
身近な英語を理解し、また使用することができる。 |
4級 |
簡単な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる。 |
5級 |
初歩的な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる。 |
3級以上になると、一次試験・二次試験に分かれます。
二次試験では面接形式のスピーキングテストがあるのが特徴です。
年3回(6・10・1月)に試験があります。
履歴書に書く目安は2級以上です。
公式HP:https://www.eiken.or.jp/eiken/
TOEIC
ご存知、TOEICです。
みんな大好きTOEICです。
英検同様、履歴書に点数を書くことで、入社に有利になります。
企業によりますが、大体600点以上あれば、有利になるのではないでしょうか。
ちなみに、DMM英会話やネイティブキャンプの講師条件の1つに「TOEIC750点以上」とありました。
もちろんそれだけで入社できるわけではないですが、大企業や英語を使う企業では、TOEICが1つの条件となっていることが多いです。
TOEICには2種類あって、Listening & Readingと、Speaking & Writingです。
通常、TOEICというと前者を指しますが、段々後者の重要性が強まっているようです。
公式HP:https://www.iibc-global.org/toeic.html
海外の大学進学に有利な英語の資格
TOEFL
北米で重視される試験です。
アメリカ・カナダの大学に進学する人は、各大学が指定したTOFELの点数を獲得しないといけません。
リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4技能で各30点です。
バランスが良いですよね。
ちなみに、英語圏の大学に留学する場合、61点が必要と言われています。
公式HP:https://www.ets.org/jp/toefl/test-takers
IELTS
「アイエルツ」と読みます。
イギリス圏で重視される試験です。
イギリス・オーストラリア・ニュージーランドなどの大学に入学する人は必要な資格です。
TOEFLと同様、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4技能です。
スコアは1.0〜9.0までです。
履歴書に記入する目安としては5.0以上(TOEIC700点程度)です。
公式HP:https://www.eiken.or.jp/ielts/
もっと詳しく知りたい方は、IELTS(Academic)Overall6.0所持のKokiさんが運営する「コウキのe-Life」を参考にしてください。IETSやTOEICなど、幅広く英語学習について学べますよ。
ケンブリッジ英検
海外版の英検みたいなものです。
例えばTOEICや英検は日本では重視されますが、海外では通じません。
しかし、ケンブリッジ英検は海外の多くの学校・企業が採用しています。
ただ、注意点として、東京でしか受けられません。
公式HP:https://www.cambridgeenglish.org/jp/
特定の仕事に有利な英語の資格
国連検定
正式名称は「国際連合公用語英語検定試験」です。
国際関係に携わる仕事をしたい人は必須です。
ただ、英語力だけではなく、国際問題に関する知識が必要です
普段から英字新聞やニュースなどで、英語を見聞きしないとわからない言葉が多いようです。
公式HP:http://www.kokureneiken.jp/
日商ビジネス英語検定試験
日本商工会議所が主催する試験です。
個人的には、ビジネス英語を学ぶにはうってつけの試験だと思います。
貿易関連・英語が主体の事務系の仕事で必要な知識です。
例えば、仕事で使う契約書・提案書・報告書などを英語で作成するスキルが問われます。
公式HP:https://www.kentei.ne.jp/english
国際会計検定(BATIC)
「バティック」と読みます。
英文の簿記の資格です。
当然、英語だけではなく簿記の知識も必要です。
もともと簿記の資格を持っている人で、英語でも使いたいという方は是非。
試験内容は、英文簿記と国際会計理論に分かれます。
公式HP:https://www.kentei.org/batic/
通訳案内士試験
英語関係の試験で唯一の国家資格です。
つまり、人に自慢できるということです(?)
これは、日本の観光地や文化についての案内、ガイドをするための資格です。
以前は、この資格がないと、外国人をガイドしてお金をもらうことは禁止されていました。
英語だけではなく、日本の地理・歴史・経済・政治に関する筆記試験があります。
公式HP:https://www.jnto.go.jp/jpn/projects/visitor_support/interpreter_guide_exams/about.html
JIF ほんやく検定
翻訳力を図るテストです。
基礎と実用のレベルがあります。
この資格がなくても翻訳して収入を得ることは禁じられていません。
英語の資格試験を10個わかりやすく解説まとめ
英語の資格、たくさんありましたね。
ただ、読んでいただいた方はわかるかと思いますが、目的によって必要な資格は絞られます。
「がんばって一つでも多く資格を取らなきゃ!」と感じる必要はありません。
逆に、「特に目的はない・・・」という方は、やはり有名所の英検・TOEICか、4技能のスキルがバランスよく勉強できるTOEFL・IELTSがお勧めです。
注意しておきたいこととして、ただ英語の資格を取っても意味がありません。『英語 × ●●』の掛け算で、英語を使った仕事がおすすめです。
例えばWebライター。英語×Webライターで、英語に関する記事を書けるようになります。
参考:Webライターにおすすめの資格を厳選!初心者から上級者まで役立つ資格をご紹介
本ブログでは英語を話せるようになるために、オンライン英会話をおすすめしています。オンライン英会話を詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。
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