- so that構文の訳し方が知りたい。
- so that構文の例文を教えてほしい。
- so that構文の言い換えってどうやるの?
こんな悩みに答えます。
何度学んでも忘れてしまうのが「so that」の訳や使い方です。
そこで、本記事ではもう忘れない、so thatの訳・使い方・言い換えなどについて徹底解説します。
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so that 構文とは
その名の通り、soとthatの入った文章です。
- so that が繋がっている場合
- so…that〜 と離れている場合
この2パターンがあります。
so that構文の訳
訳はこの2つを覚えてください。
- 繋がっている場合:「〜のために」(目的)
- 離れている場合:「とても…、〜なほど。」
<注意点>
2.の「so…that〜」と離れている場合は、「とても…なので〜」(結果)、「〜なほど…」(程度)の2つの訳で教わることが多いです。
この場合、どちらの訳にするかは文の意味で判断しなければいけません。
しかし、この面倒臭さを解決するために「とても…、〜なほど。」と訳すことをオススメします。
どちらの訳にも当てはまり、後ろから読み返す必要もないため、会話で使うことを想定した訳になります。
では例文を見ていきましょう。
so that構文の例文
例文を読んで、so that構文の感覚をつかんでください。
- I’ve been studying English so that I can change my job.
(転職するために、英語を勉強しています。) - You bought a car so that you will commute.
(通勤するために、車買ったんだね。) - My dog is so pretty that I can’t leave.
(うちの犬はとても可愛い。離れられないほど。) - He is so smart that I can’t imagine.
(彼はとても頭がいい。想像できないほど。)
※ 繋がっているso thatの場合は、その後に必ずcan,will,mayがつきます。
※thatは口語では省略されることがあります。
so that構文の言い換え
「〜のために」(目的)の場合
so thatが繋がっている場合、言い換えは次の4つです。
- to
- so as to
- in order to
- in order that
1〜3の直後には動詞が来るため、後ろの文の主語を消す必要があります。
4はそのまま言い換え可能です。
例文を見てみましょう。
- My wife cooks every day so that she can be healthy.
- My wife cooks every day to be healthy.
- My wife cooks every day so as to be healthy.
- My wife cooks every day in order to be healthy.
- My wife cooks every day in order that she can be healthy.
(私の妻は健康のために、毎日料理を作ります。)
これらはTOEICなどのテストで、空欄選択問題として出てくることがあります。
「とても…、〜なほど。」の場合
so…that〜が離れている場合は、肯定文と否定文で言い換えが異なります。
<肯定分の場合>
肯定文の場合はenough…to〜で言い換えることができます。(直後の主語は消します。)
<例文>
- It was so cold that I go home.
- It was enough cold to go home.
(とても寒かった。家に帰るほど。)
否定文の場合
否定文の場合はtoo…to〜で言い換えることができます。(直後の主語は消します。)
<例文>
- I’m so tired that I couldn’t eat anything.
- I’m too tired to eat anything.
(とても疲れた。何も食べられないほど。)
too…to〜構文は会話でもよく使われます。
such…that〜 との違い
では、最後にsuch…that〜との違いについて見ていきましょう。
まず、suchの基本的な使い方を例文で確認しましょう。
- You are such a great teacher.
(あなたはとても素晴らしい先生だ。) - He is such a good tennis player.
(彼はとても凄いテニスプレイヤーだ。) - This is such a wonderful eraser.
(これはとても素晴らしい消しゴムだ。)
最後の文はあまり使う機会はないと思いますが。
文法だと、<such a 形容詞+名詞>という形になります。
訳は、「とても〜な人だ」、「とても〜な物だ」です。
これにthatをつけてみましょう。
You are such a great teacher that I’ve never met.
(あなたはとても素晴らしい先生だ。今までに会ったことがないほど。)
that以下に文章を付け足すだけなので簡単ですね。
では、so…that〜で同じ文章を作るとどうなるでしょうか。
You are so great a teacher that I’ve never met.
soのは形容詞(どんな?何の?という単語)を修飾するので、greatが直後に来ます。
ちょっとややこしい所ですが、suchの基本的な使い方と、so…that〜の使い方がわかっていれば、語順で混乱することはありません。
so that構文のまとめ
最後にso that構文についてまとめます。
- so thatが繋がっている場合は「〜のため」
- 言い換えは、「to」「so as to」「in order to」「in order that」
- so…that〜が離れている場合は「とても…、〜なほど。」
- 言い換えは「enough…to〜」「too…to〜」
- such…that〜でも言い換えられるが、語順が異なる。
so that構文のような基本的な文法については「中学3年間の英語がしっかりわかる本」で学べます。
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最後まで読んでいただいてありがとうございました。
この記事がみなさんの英語力アップのお役に立てたら幸いです。
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