ネイティブがよく使うイディオム10選

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本記事では基本的なイディオムを解説します。

ジョバンニ(@eigomeister

そもそもイディオムって何?

イディオムは、日本語では「熟語」や「慣用句」と訳します。

熟語は、2つ以上の単語の組み合わせです。

turn offとか、put onとか、そういったものです。

慣用句は、そのうち、単語の意味とは異なる意味になるものを言います。

本記事では、慣用句について説明していきます。

ネイティブがよく使うイディオム10選

A piece of cake

意味:余裕
直訳:ケーキ一切れ
語源:ケーキ一切れペロリと食べるくらい余裕なこと。
例文:
A : Can you wake up early in the morning?(早起きできる?)
B : It’s a peace of cake!!(余裕だよ!)

漫画:宇宙兄弟で何度も出てくるフレーズなので、それで知っている方もいるかもしれません。

ネイティブも日常的に使っているイディオムなので、是非覚えてください!

Killing me

意味:耐えられない
直訳:私を殺している
語源:殺されているくらい耐え難いこと。
例文:
I have to work extra hours.(残業しないといけないんだ。)
It’s killing me!!(もう耐えられない!!)

You’re killing me! という言い方で、相手に大して「(あなた)いい加減にして!」という意味にもなります。

大したこともないのに、「超ヤベー!」と言っている若者みたいな、大袈裟な表現だと思ってください。

Under the weather

意味:体調が悪い、気分が悪い
直訳:天気の下
語源:昔、船乗りが悪天候のもとで船酔いになっていたため。
例文:
A : You look bad. (体調悪そうだね。)
B : I’m feeling under the weather today.(今日調子悪いんだよね。)

「天気の下」と考えると意味不明ですが、「悪天候の下にいる」と考えると「=調子が悪い」と連想しやすくなると思います。

“How are you?”と聞かれた時の返答で使えますね。

In a nutshell

意味:簡単に言うと
直訳:木の実の殻の中
語源:殻の中に入るくらい小さく話をまとめるという意味。
例文:Please tell me in a nutshell.(簡単に話してもらえますか。)

色々と説明した後で、“In a nutshell,〜”(簡単に言うとね、〜)と使うこともよくあります。

他にも、“Long story short,”(長話を短くするとね、)という言い方もあります。

Hit the books

意味:猛勉強する
直訳:本を叩く
語源:hitの「〜をする」という意味から。
例文:
We have many homework.(たくさん宿題あるね。)
Let’s hit the books!!(猛勉強しよう!)

hitは慣用表現によく使われます。“hit the bar”(バーで飲む)、“hit the gym”(ジムで運動する)など、「その場に行って(通常その場ですることを)する」という意味になります。

個人的には、hitが使えるとネイティブっぽくてカッコいいなと思っています。

Bark up the wrong tree

意味:見当違いなことをする
直訳:間違った木に吠える
語源:間違った木に吠えている猟犬になぞらえて。
例文:
A : What are you doing?(何してるの?)
A : You’re barking up the wrong tree!!(君、見当違いなことしているよ!)

あまり言われたくないし、言いたくもない言葉ですね。

もし、このフレーズを言われて、“No, I’m not barking!!”(吠えてなんかいないよ!)なんて言ったら、また見当違いなことを言っていると思われてしまうので、しっかり覚えましょう。

I’m cool

意味:結構です
直訳:私は冷たい
語源:cool = いいよという意味から。
例文:
A : Would you come with us?(一緒に来るかい?)
B : No, I’m cool. Thank you.(いや、結構だよ。ありがとう。)

断りを入れる時は”Thank you.”を付け足すと親切ですね。

ちなみに、“I’m good.”も同じ意味です。

日本語でも「君もどう?」「いや、いいよ」と言いますよね。

日本語でも英語でも「いい」は、「良い」と「結構」の意味があるんですね。

そのため、文脈によって意味が変わるので、話の流れに応じて訳を考えてください。

Learn the ropes

意味:コツをつかむ
直訳:ロープを学ぶ
語源:船上でロープの使い方を学ぶ=船上での仕事に慣れる。
例文:
A : Do you understand how to do it?(そのやり方わかった?)
B : Yes! I learned the ropes!(うん!コツをつかんだよ!)

“under the weather”も昔の船乗りが語源でしたね。

ちなみに日本語の「コツ」は「骨」という意味で、骨組み・芯・核心をつかむということらしいです。なぜカタカナなのか・・・。

Party pooper

意味:場をしらけさせる人
直訳:パーティで排便する人
語源:そんなことをしたら場がしらけますよね。
例文:What a party pooper!!(ノリ悪ー!!)

poopは「うんちをする」という意味です。

pooperという言葉はあまり使いませんが、「うんちをする人」「お尻」という意味になります。

Plan B

意味:次の手
直訳:Bプラン
語源:当初案をAプランとして、次のプランのこと。
例文:
A : We had a problem.(問題が発生した。)
B : So, what’s plan B?(それで、次の策は?)

実際に当初案をプランAと呼ばなくても、次の案のことをプランBと言います。

個人的になんかカッコいい言いたいフレーズです(笑)

ネイティブがよく使うイディオムまとめ

いかがでしたでしょうか。

正確な単語の意味、文法を理解することも大切です。

しかし、それだけ勉強してもネイティブの話が聞き取れないのも確かです。

その理由の一つとして、このようにネイティブはイディオムをたくさん使っているということが挙げられます。

また、実際にイディオムを使ってみると、少しネイティブに近づいた気持ちになれます。

是非みなさんもドヤ顔で好きなイディオムを使ってみてください!

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最後まで読んでいただいてありがとうございました。
この記事がみなさんの英語力アップのお役に立てたら幸いです。

この記事を書いた人

1987年出生|札幌出身|「英語を学ぶって楽しい!」を伝えるオンライン英会話講師|一人でも多くの英語初心者の方が中級者になってもらえるよう「英語マイスター」を運営|Twitterでは初心者の方がすぐに使える英語知識を毎日発信

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