英語マイスターへようこそ!
はじめまして、英語講師のジョバンニといいます。
このブログでは、英語初心者がVERSANTを通じて、英語中級レベルになるための方法を解説します。
VERSANT(ヴァーサント)は英会話力を測るための実践的なスピーキングテストです。詳しくは後述しますね!
英語中級レベルになると、こんなことができるようになります。
- 海外旅行で現地の人とコミュニケーションが取れる!
- 道で困っている外国人を助けてあげられる!
- オリンピックなどの国際的なイベントでボランティアができる!
- 外国人の友達・恋人ができる!
- 洋画・洋楽・洋書がもっと楽しめる!
大げさではなく、人生が変わります。
私自身、英語が話せるようになって、人生が大きく変わりました。
インドを一人旅したり、アメリカ人の友達ができたり、実は転職もできました!
ジョバンニについて詳しくは「なぜ?|何も成し遂げていない管理人が英語ブログを運営する理由」を参考にしてください。
「英語マイスター」では
そんな英語講師のジョバンニが
● まったくの初心者からでも
● できる限り時間がかからない方法で
● 迷うことなく「英会話」ができるようになる方法を解説します
同時に英語初心者の方のよくある質問
- まず何から勉強すればいい?
- おすすめの勉強法はどれ?
- オンライン英会話ってやった方が良いの?
- 参考書や問題集もやらないとダメ?
- 一気に話せるようになる方法はある?
こんな疑問も、このブログで解決します。
英語が苦手な人、勉強が苦手な人でも、まったく問題ありません。
順番に読んで、行動さえすれば、英語は話せるようになります!
このブログを読んでくれた方を全員話せるようにします!一緒にがんばりましょう!
【ステップ0】VERSANTとは
VERSANTは、実践のコミュニケーションで使える英会話力を測るスピーキングテストです。
世界最大規模の教育会社ピアソン社が開発し、日本では日本経済新聞社が提供しています。
楽天やJTなど、400社を超える企業が利用し、累計受験者数は30万人以上です。
VERSANTには次の特徴があります。
- テスト時間がたった17分。
- スマホ・PCで、いつでもどこでも受けられる。
- TOEICや英検にはない「英会話力」を計れる。
テスト会場まで行って、2時間以上のテストを受けるTOEICや英検とは全く異なりますよね。
「話題のスピーキングテスト」として、ENGLISH JOURNALで特集も組まれていますよ。
なぜVERSANTをオススメするのか
本ブログで、VERSANTをオススメする理由は次のとおりです。
- 自分の英会話レベルが測れる
- 上達を実感できる
- モチベーションが維持できる
- 自分の得意・苦手がわかる
- ステップアップすることができる
英会話を学んでいると「自分の英語って上達しているのかな?」と立ち止まってしまうことがあります。
英会話は上達が実感できないので、モチベーションを保つのが難しいです。
しかし、VERSANTを受ければ、自分の英会話力がわかります。
さらに、VERSANTを定期的に受ければ、自分の上達も実感できます。
TOEICや英検ではダメなの?
TOEICや英検は、主にリーディングとリスニング能力を測るテストです。英会話力を測るならVERSANT一択です!
VERSANTと英語マイスター
このブログでは、VERSANTで英語を勉強するモチベーションを保ちつつ、自分のレベルを確認しながらレベルアップしていき、最終的に中級者と言われるレベル「VERSANTスコアB1(47点)」を目標にします!
VERSANTのテスト内容
VERSANTのテスト内容は次のとおりです。
- テスト時間:17分
- 出題数:63問
- 点数:20〜80点
- 採点基準:AI
VERSANTはIAが採用するため、テスト結果は2,3分で出ます。
AIの自動採点システムは、数千人のネイティブの声をサンプルに作られているため、スピーキング力が正確に評価されます。(参照:VERSANT FAQ)
VERSANTの問題は、6つのパートに分かれています。
パート | 問題 | 解説 |
パートA | 音読 8問 |
提示された文章を、指示された順序で声を出して読むことで、「流暢さ」「発音」を診断 |
パートB | 復唱 16問 |
音声で流れた文章を聞こえた通りに繰り返すことで「文章構文」「流暢さ」「発音」を診断 |
パートC | 質問 24問 |
質問で使用された単語を使って回答することで「語彙」を診断 |
パートD | 文の構築 10問 |
ばらばらに並び替えられた単語または単語の連なりを聞き、文章を正しく作り答えることで「文章構文」「流暢さ」を診断 |
パートE | 話の要約 3問 |
短い物語を聞き、内容を自分の言葉で正確に伝えることで「文章構文」「語彙」「流暢さ」「発音」を診断 |
パートF |
自由回答 2問 |
簡単な質問に対して自由に回答 |
全パートが終わると、「流暢さ」「発音」「語彙」「文章構文」の4つが評価されます。
VERSANTのスコア目安
VERSANTのスコアと、その目安となるレベルを表にしました。
スコア | スコア分布 | CEFR | レベル解説 |
79~80点 | 1% | C2 | ネイティブレベル |
69〜78点 | 2% | C1 | ネイティブレベル |
63〜68点 | 2% | B2+ | 英語で困らない最上級者 |
58〜62点 | 3% | B2 | ネイティブとも議論できる上級者 |
53〜57点 | 8% | B1+ | 英語でビジネスができる中上級者 |
47〜52点 | 17% | B1 | 基礎英語力を身に着けた中級者 |
41〜46点 | 27% | A2+ | ビジネスで英語を使うにはあと一歩の初中級者 |
36〜40点 | 20% | A2 | 日常会話でも初級レベル |
26〜35点 | 17% | A1 | 英語で意思疎通は難しい |
20〜25点 | 2% | <A1 | 英語で意思疎通はほぼできない |
(参照:VERSANTスコア活用法、日経・アルク「第3回英語スピーキング・チャレンジ」成績発表スコア分析レポート、VERSANT English Test Test Discription and Validation Summary)
このブログでは、B1を目指します!
VERSANTとTOEICの比較は次のとおりです。
CEFR | VERSANTスコア | TOEICスコア |
B1 | 45-49 | 676〜776 |
A2 | 40-44 | 604〜704 |
35-39 | 533〜633 | |
A1 | 30-34 | 461〜561 |
25-29 | 389〜489 | |
<A1 | 20-24 | 317〜417 |
VERSANT公式HP「VERSANT日経スコア活用BOOK」では、スコアの見方もわかりやすく載っています。
VERSANTの受験方法
まずはVERSANTを受けてみてください。
公式HPにサンプル問題もあります。
「VERSANTは受けるのはまだ怖いけど、自分のレベルに応じて英会話力をアップさせたい」という方のために、各点数に目安となる英語レベルを記載しています。
あなたが目指すレベルを見つけてください。
【ステップ1】A1(26点)を突破する
A1を目指すべき方
・現在のレベルが、A1>(20-25点):英語で意思疎通はほぼできない方
・ゆっくり直接話されれば、多少単語を理解できる方
A1のレベル
A1のレベルは次のとおりです。
個人的なことや、よく知られたテーマについて簡単に述べることができる。
発話は非常に短く、断片的であり、ほぼ定型表現のみである。
語彙が少ないので、表現を探すために頻繁に途切れる。
発音は、外国語特有のなまりが非常に多く残る。
A1の突破対策
A1を突破するためには、まず英会話に慣れる必要があります。
A1突破を目指す方は、こんな方が多いと思います。
- 英語が怖い
- 英語を見ると脳がフリーズする
- 英語を話した経験があまりない
そこで、まずはオンライン英会話で英語を聞く・話すことに慣れましょう。
オンライン英会話について詳しくはこちら「未経験者のためのオンライン英会話の基礎知識をQ&A形式で|まずはここから」を参考にしてください。
「初心者だから外国人と話すのが怖い」という方でも安心してください。
オンライン英会話は初心者コースもあり、子どもでも使えるくらいやさしいです。
オンライン英会話選びは「【診断チャートつき】初心者におすすめのオンライン英会話トップ5を徹底比較」を参考にしてください。
先に単語とか文法とか勉強しなくていいの?
オンライン英会話は最初にはじめてください。
先に独学をしてしまうと、自分に自信がつくまでオンライン英会話が始められなくなります。
独学ではそもそも会話ができないため、自分に自信がつかずに、ずるずるとオンライン英会話が始められなくなります。
オンライン英会話でも、基本的な単語や文法を学べます。
まずはオンライン英会話をやって「英語が話せなくてもコミュニケーションが取れる」という感覚を手に入れてください。
【ステップ2】A2(36点)を突破する
A2を目指すべき方
A2を目指すべき方
・現在のレベルがA1(26-35点):英語で意思疎通は難しい方
・非常にゆっくりとした速さで明瞭に発音されれば、理解できる。
・暗記した文を短く途切れ途切れに使える。
A2のレベル
A2のレベルは次のとおりです。
この点数帯が日本人の平均レベルです。
基本的な情報(仕事や経歴、家族、余暇など)について述べることができる。
途中で途切れることや出だしの誤り、言い直しが多々あるが、非常に短い文章であれば自分の考えを述べることができる。
発音は、外国語特有のなまりが目立つが、相手が無理なく理解できる程度に発音はできる。
単純な構造は正しく使えるものの、規則的に基本的な間違いをする。
A2の突破対策
A2を突破するためには、英語を話す習慣を作る必要があります。
A2突破を目指す方は、こんな方が多いと思います。
- オンライン英会話には慣れたけど、まだ緊張する。
- 英語で聞かれたことはなんとなくわかるけど、単語で応えるので精一杯。
- 和訳がないと教科書が見れないし、まだ怖い。
そこで、英語を話す習慣が作れているか確認しましょう。
オンライン英会話はしていますか。
まだオンライン英会話をしていない方は、オンライン英会話を始めましょう。
オンライン英会話について詳しくはこちら「未経験者のためのオンライン英会話の基礎知識をQ&A形式で|まずはここから」を参考にしてください。
オンライン英会話選びは「【診断チャートつき】初心者におすすめのオンライン英会話トップ5を徹底比較」を参考にしてください。
オンライン英会話では、初心者用教材でももちろん良いですが、メイン教材の初級コースでオンライン英会話ができるレベルです。
オンライン英会話にもよりますが、多くのメイン教材は、単語学習・会話文を読む・簡単なディスカッションがセットになっています。
メイン教材でレッスンを受け続けていれば、基礎的なリスニングとスピーキング力は身につきます。
オンライン英会話をしていて、次のような方は、本での独学も組み入れてください。
- 本での独学が必要な方
- ・中学レベルの文法もわからない。
・知っている単語があまりに少なすぎる。
・日本語発音(カタカナ発音)しかできない。
おすすめ本については「英語初心者におすすめ勉強本をセット売り!|英会話独学用」または「無料あり|Kindle Unlimitedでお得に英語学習できるおすすめ教材8選」も参考にしてください。
【ステップ3】A2+(41点)を突破する
A2+を目指すべき方
A2+を目指すべき方
現在のレベルがA2(36-40点):日常会話でも初級レベルの方
・日本人平均レベル。
・はっきりと、ゆっくり話されていれば、ある程度の理解ができる。
A2+のレベル
A2+のレベルは次のとおりです。
基本的な情報(仕事や経歴、家族、余暇など)について述べることができる。
途中で途切れることや出だしの誤り、言い直しが多々あるが、非常に短い文章であれば自分の考えを述べることができる。
発音は、外国語特有のなまりが目立つが、相手が無理なく理解できる程度に発音はできる。
単純な構造は正しく使えるものの、規則的に基本的な間違いをする。
A2+の突破対策
A2+を突破するためには、質問に素早く回答できる必要があります。
A2+突破を目指す方はこんな方が多いと思います。
- 外国人と話すことはある程度慣れてきた。
- いつも話せる文の形が定まってきた。
- とにかく聞き返してゆっくり話してもらえば会話ができる。
そこでA2+突破を目指す方は、受け答えのスピードを早くすることを意識しましょう。
オンライン英会話は自分にあっていますか。
なかなか続かない方は、他のオンライン英会話も試してみてください。
- オンライン英会話の見直し方
- ・レッスンの予約時間に予定が入る ⇛ 予約不要のオンライン英会話
・いつでもレッスンができるが故にレッスンが受けられない ⇛ 予約必要なオンライン英会話
・いつもフィリピンの講師で飽きた ⇛ 多国籍orネイティブのオンライン英会話
オンライン英会話選びは「【診断チャートつき】初心者におすすめのオンライン英会話トップ5を徹底比較」を参考にしてください。
もしくは、活用法を参考にして、オンライン英会話を楽しく飽きずにやってください。
独学はしていますか。
オンライン英会話で、間違った英語でもコミュニケーションが取れるというレベルだと思います。
そのため、そこで満足してしまい、語彙・文法知識・発音が停滞してしまう方が多いです。
本の勉強が進まない方は、その本があっていない可能性があります。
他の本も試してみましょう。
おすすめ本については「英語初心者におすすめ勉強本をセット売り!|英会話独学用」または「無料あり|Kindle Unlimitedでお得に英語学習できるおすすめ教材8選」も参考にしてください。
独学が苦手、自分で計画ができないという方は、コーチングが便利です。
【ステップ4】B1(47点)を突破する
B1を目指すべき方
B1を目指すべき方
現在のレベルがA2+(41-46点):ビジネスで英語を使うにはあと一歩の初中級者
・ビジネスで簡単な意思疎通はできるぐらいの方。
B1のレベル
B1のレベルは次のとおりです。
身近な事柄において伝えたいことの要点を包括的に述べることができる。
構文や語彙の選択、もしくは修正のために途切れることが多々あるが、おおむね包括的に話し続けることができる。
時々外国語特有のなまりが出ることや発音のミスがあるが、発音は理解可能である。
予想可能な状況では、主要な、使い慣れている語彙や構文をほどほどの正確さで使うことができる。
B1の突破対策
B1を突破するためには、総合的な英語力が必要になります。
ここまで来ている方は、勉強の仕方が見についているかと思います。
もうすぐ、ビジネスで使うことも視野に入れられるレベルです。
B1突破を目指す方はこんな方が多いと思います。
- 定型文などの短い文章なら、即座に話すことができる。
- 長い文章を話すことが苦手。
- 意識すれば英語発音になるが、話している時は日本語アクセントになる。
そこでB1突破を目指す方は、総合的な英語力の確認をしましょう。
総合的な英語力は、次のとおりです。
- 英語の総合力とは
- ・単語・文法・発音の基礎ができている。
・オンライン英会話で外国人に意見を言うことができる。
文法の基礎とは、例えば次のとおりです。
- 単語:1000語程度が理解できる
- 文法:現在完了、関係代名詞、不定詞の概念がわかる
- 発音:bat, but, botを区別して発音ができる
ここで止まってしまう方は、何かが足りていない可能性があります。
自分のスキルを再確認してください。
意見を言えるかどうかは、5分間何か一つのお題に対して独り言が言えるかどうか確認してください。
もし、いずれかができていない、なかなか時間が取れないという方には、コーチングをおすすめします。
VERSANTと一緒にレベルアップしよう!
本ブログを読んでいただくと、まったくの英語初心者の方でも中級者になるイメージがつかめると思います。
私は英語の勉強を始めたおかげで、英語の魅力に憑かれて英語講師になりました。
もちろん、「みなさんも英語講師になるくらい勉強してください!」というわけではないです。
ただ、少しでも英語が話せようになるだけで、メリットがたくさんあります。
- 海外旅行が何倍も楽しくなる
- 趣味・特技と言えることが増える
- 今すぐじゃなくても仕事で役立つ
- 世界中の人とコミュニケーションが取れる
- 手に入れられる情報が日本語の何倍も増える
- 学んで成長することで自信が持てるようになる
挙げたらキリがないくらい英語は人生を豊かにしてくれます。
本ブログを通じて、1人でも多くの人が英語が話せるようになってくれると嬉しいです。
私もVERSANTを通じて、まだまだ英語力アップをしていきます。
一緒に頑張りましょう!
皆さんに英語を楽しんでもらえるようにPodcastも配信しています。
模擬レッスンみたいな感覚でラジオが聞けます。気分転換に聞いてみてください。
Spotifyで聴く場合はこちらからどうぞ。